作品紹介
『カニのげんこつ』
■ストーリー
右手がカニのはさみになっていて、それがコンプレックスの女子高生・浅香仁伊奈。彼女は仮面ライダーを見るときに、つい怪人を応援してしまう他は、少し天然ぼけのいたって普通の高校一年。ただ、手がはさみだけにスポーツも美術も恋愛もまったく駄目で、そのせいで心の底では不安も不満も溜まっていてどうしたらいいのかわからない。そんなときに出会った藤野舞とその相棒の雑賀徹子は、仁伊奈が偶然投げたボールの軌道に驚きの声をあげる。それは魔球ともされる幻の変化球"ナックル"だったのだ。
■キャラクター
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浅香仁伊奈(あさか にいな)
庶民的な性格の女の子。歳のわりに発想が子供っぽい。すぐに落ち込むのが欠点。
「す、すいません、こめんなさい! 人間でごめんなさい!」
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山根古奈実(やまね こなみ)
美形のネコ耳少女。可愛い、ではなく、ちょっときつい感じのする美形。他校のエースで四番でキャプテン。ソフト部を自分の腕で潰して野球部に変更させた。
「ただ、その子、野球、向いてないよね」
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藤野舞(ふじの まい)
サード。元速球派ピッチャーのため、内野安打を許さない強肩が武器。打撃ではパワーヒッター。正義感が強いが視野が狭く、一昔前の不良センスが大好きなので、不良に勘違いされやすい。
「そうっすよ、やるんすよ。先輩もどうです? チーム組むんで」
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雑賀徹子(さいが てつこ)
キャッチャー。知性派。お嬢様で快楽主義者。同性愛的な興味で舞に協力している。基本的な性格は悪人。ルールが厳密でデータですべてを表現できる野球にはこだわりを持っている。
「ほら、馬鹿やってない。時間ないんだから」
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