特別企画2
対談 新井輝×しまだわかば── 「変態しかいなかった!!」(2)

■お話の見どころは……?



── ここまでの話だと、地味系の子が友達からいじられるのがウリだと思われるのですが?

わかば : そうかもしれません。

新井 : その辺はかなり変態的です。

── すると、百合展開とか?

新井 : ちなみに百合展開とかは全然考えてなかったですね。

── じゃあ輝美ちゃんをいじる今回の主役は編集者ですか?

新井 : 主役なのかなあ……K藤さ……げふんげふん※4。

わかば : (実在しないのに伏字かよ……)。

新井 : (無視して)しかもいじってる方は悪気ないですからね。ただの仕事ですから。

── じゃあ、セクハラはK藤さんがするのみだと。どんなものかさわりだけでも。

新井 : K藤さんはいないよ? 九条さんだよ。

わかば : 少々おかしなことをいいますが、変態なので許してあげてください……。

新井 : (無視して)輝美ちゃんのデビュー作はすっごく売れなかったので、担当の九条さんが今度は売れるようにしようということでいろいろと知恵を貸してくれたという設定なんですよ。で、本宮ひろ志よろしく「エロは売れるぞ!」ということで、今、「ROOM NO.13001」というシリーズをやって人気作家になったとまあその辺が背景です。

── タイトルが実在くさいです。つまり、セクハラでなく親切だと! エロは!

新井 : 親切です。まったく悪気はありません。

わかば : でも、***を貸すのはセクハラですよねぇ……多分……※5。

新井 : 九条さんはいい人なんです。声優の卵が大好きなだけの優秀な編集者なんです※6。

新井 : ちなみに輝美ちゃんの作品はタイトルからわかる通り、129階建てのビルの130階の住人の話です。

── 斬新な設定ですね(棒読み)。

新井 : 最初、輝美ちゃんは13階のつもりだったんですけど、九条さんが「地味だから桁を増やそうよ」と言って130階になりました。

わかば : 13階に100室以上あるのかと……。

新井 : 毎日、130階まで階段で上ってるという設定に無理があるとつっこまれて、輝美は凹みます。

── 慰めるのも九条さんですか?

新井 : 九条さんは「でも、ファンレターがたくさん来てよかったよね」と慰めます。その辺も敏腕です。

── 敏腕というより落とそうとしているとしか……。

新井 : K藤さんを悪く言うなっ(怒)!

── モデルはいないから、モデルは!

わかば : モデルはいないので、そんな話を思いついた新井さんが変態なだけです。

■作品の完成に請うご期待……え?



わかば : まあつまるところ新井さんが変態だから仕方ないんですよ。いくらわかばが清純をつらぬこうとしても、新井さんの変態パワーには太刀打ちできません。

── 変態じゃあしょうがないな(何度目だ)。

わかば : ところで、ここまで読んだ人は、作品を本当に読みたくなっているのかどうか不安だ……(笑)。

── 変態だからなぁ。じゃあともかく普通の読者に向けてのアピールを。

新井 : 普通の読者は面白いのかなあ。

わかば : なにせ変態だしねぇ……。

新井 : そうなんだよね。

── 作者があきらめたっぽい!

わかば : まわりの濃いキャラにかこまれつつも、けなげに頑張る輝美ちゃんってかわいい!

わかば : ……っていう……話に……してください……。

新井 : じゃあ、それで。

わかば : そういうことだそうです

── しまださんありがとうございます! って、作者がそれでいいのか。

新井 : いやあ、だって……ねえ(笑)。

わかば : まだ原稿できてないしなぁ。

新井 : それに今回は「自分たちが楽しむのが最優先」ってコンセプトだから。エンターテイメントとかサービスとか求められてもねえ……。

わかば : なにせ変態だしねぇ……。

── 変態じゃしょうがないな!

わかば : 多分5回目ですね※7。

新井 : まあ、そういうリーダーが一番変態な訳ですが。

司会=水城正太郎 : 俺は電波女が好きなだけだ!

わかば : しまった……変態しかいなかった……。




※4 K藤さん 今回の小説とは一切関係ない敏腕編集者。現在新井輝担当。過去にはあざの耕平、水城正太郎の担当でもあった。繰り返すが敏腕。
※5 実際に読んで確かめよう!
※6 繰り返すが声優の卵好きの編集者などフィクションである。
※7 実際の対談では本当に五回目だった。本文中の回数と合ってないのは編集の結果、変態トークがかなり削られたため。



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