特別企画1
対談 水城正太郎×しのざきあきら── 「猟奇コンビ再び!」(1)




■対談者紹介■
水城正太郎
キャラの多彩さと主流から外れ
た内容により一部でおなじみ
A-TEAM blog
しのざきあきら
美麗なCG彩色とチビキャラで
アニメファンには超おなじみ
しのざきあきらん家


■某所喫茶店にて


── まずはご紹介。「カニのげんこつ」を執筆された水城正太郎さんと、イラストを担当されたしのざきあきらさんです。

しのざきあきら(以下、あきら) : はい、どーもー!(ごつん)

水城正太郎(以下、水城) : おおっ(ごつん)

── ここせまっ! 天井低っ!※1

あきら : ふらりと入った喫茶店がこんなところとは。私の席なんて、壁と壁に挟まれてますよ。

── しのざきさんは背高いですから。大丈夫ですか?

水城 : あ、せっかくだから写真撮りましょう。

あきら : いいですね、次は私も。

── 悪ノリしすぎですよ。



■いけない近況報告


── 今回は同人誌の宣伝ということで、作品についての対談をお願いします。まずはおふたりの近況報告などを……。

あきら : 私はちょうど明日新しい仕事の打ち合わせがあって、それがですね、実は☆×◆◎で……。

水城 : いきなり書けないことしゃべってどうするんだよ!※2

── カットカット!

水城 : 俺の方は、◇♪●で、◎$¥△を書いてるんですが……ってこれ、載せられるかどうか書店で発表される日付によるわ。

── カット! ああもう! えっと、おふたりが組むのは『東京タブロイド』以来ですが。むしろまた組むってのが怪しいんですけど。「タブロイドの復讐を同人誌でやってやる!」とかそんな不穏な理由ですか?

水城 : そんなんじゃねーよ! やり方がわかっている相手と組むとはじめての人よりも「今までと違うことやってるぜ!」って感じがしていいんだけど、商業の方では俺たちが組んでやるとタブロイドのイメージになるから、商売としては成り立たない。それなら同人で遊ぶのは面白いかなと。どっちにしろ気心は知れてるし。

あきら : そうですね。東京タブロイドを長くやらせていただいたので。4年? 5年? タブロイドも懐かしいですねえ。担当編集が代わったり、変な企画をやったり。

水城 : 変といえば、あの編集部は建物からして変ですよね。

あきら : 怪談めいた話とかいっぱいありますね。エレベーターがひとりでに動くとか。※3

── それはある意味で便利ですね。

水城 : あと、あそこは部屋のパーテーションがすごく味気ないから。真ん中の会議室なんて、窓もなくて真っ白い壁に囲まれて、電話があるだけで。

あきら : 怖い怖い。前にあそこでちょっと待っててって言われたのに、20分以上待たされてですね。

水城 : ああ、K藤さん。※4

あきら : いきなりガチャってドアが開いて、うわっ!って驚かされました。あんなとこでは仮眠したくないです。

水城 : 仮眠してると日本軍の兵隊が通るって話ですが。

あきら : 嫌だー!




▲カニちゃんこと、浅香仁伊奈。怒った顔もかわいいです(クリックで大きな画像になります)




■「カニのげんこつ」は魔球モノか


── 今日はちゃんと資料を用意してきたんですよ。

水城 : 資料なんてあったっけ?

── 野球モノということで、特にナックルボールのところとか。

水城 : そうそう。ナックルに関してはちゃんした人が研究論文書いてるんですよ。

あきら : あ、そうなんですか。知らなかった。そういや、昔、魔球を投げる小学生っていましたよね。投げた本人もどこに行くか分からないという。

水城 : ああ、『世界まる見え』※5とかでしたっけ。いましたね。

あきら : 彼は今頃何をしてるんですかね。「おまえ、あれ投げてみろよ」とかいじめられてる気がする(笑)。

水城 : 球に細工してた感じがするからなぁ。

あきら : こうギューンギューンと変化して。ホントに魔球だったから。

水城 : この話は野球モノですけど、魔球とか超人野球モノというわけではないんですよ。草野球のメチャクチャ感が出したくて。選手の大半が腕悪いのと(笑)、審判がいい加減だからハプニングが起きやすいという。

── おもしろそうですね。何か女子野球って感じがしてきました。

水城 : 最初からそうだって言ってるだろ! 怪人モノじゃないんだって!



※1 本当に両氏とも首がつかえて……。おかげでいい写真が撮れました。
※2 しのざきあきらさんのお仕事。アニメ関係の制作秘話をいろいろと……。
※3 あくまで噂です。入口には日向ぼっこしてる猫とかいる和やかな職場ですよ。
※4 K藤さん 敏腕編集者。敏腕なので時間に縛られないだけなのです。
※5 日本テレビ系列『世界まる見え!テレビ特捜部』 世界の珍しい番組やハプニング映像などを取り上げる。もう15年も続く長寿番組。



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